庆长6年大判金 近未流通。JNDA09-4 F2 元書 Originalink (164.9g) 日本貨幣商協同組合鑑定書付 with JNDA cert . 後藤長乗は豊臣家に仕ていた後藤本家、徳乗の実弟だが、文禄2年(1593)以降、徳乗の名代として徳川家に仕え徳川領国貨幣の鋳造に参画した人物である。慶長大判は長乗、顕乗、程乗の3人で制作にあたったが、豊臣家滅亡後、後藤本家は長乗の尽力で改めて徳川家に仕える事となった。後に顕乗は七代、程乗は九代の名跡を継いだ。長乗の墨書は笹の葉を思わせる流麗さから、その稀少性とともに慶長笹書大判と呼ばれ、その元書は特に珍重されている。(「図録 日本の貨幣2」より) H7 極美品 EF